中国将棋(シャンチー)
相手の将(帥)を詰ませたら勝ち。
中国将棋(シャンチー)の遊び方
- 中国将棋は、中国で広く親しまれている将棋のなかまで、シャンチーや象棋とも呼ばれます。赤と黒に分かれて交互に1手ずつ駒を動かし、相手の王にあたる駒(黒は将、赤は帥)を詰ませたほうが勝ちです。先手は赤です。
- 次の手で相手の将・帥を取れる形にすることを「王手」といいます。王手をかけられたら、将・帥を逃がす、間に駒を入れる、王手をかけている駒を取る、のどれかで防ぎます。どうやっても防げない形が「詰み」です。
- 自分の番に動かせる手が1つも無くなったら、王手をかけられていなくても負けです。
- このページでは、動かしたい駒を押すと、行ける点に緑の点、取れる相手の駒に緑の輪が出ます。印を押すとその点へ動きます。同じ駒をもう一度押すと選ぶのをやめられます。
- CPU対戦の強さは「やさしい」「ふつう」「つよめ」「つよい」の4段階で、赤(先手)か黒(後手)かを選べます。「2人対戦」は1台のスマホやパソコンを交代で使って遊べます(赤が下)。
- 「待った」で、CPU対戦ではあなたの手とCPUの手をまとめて戻せます(2人対戦は1手ずつ)。途中でページを閉じても、次に開いたときに続きから遊べます。パソコンでは矢印キーで点を選んで Enter で押し、Ctrl+Z で待ったができます。
駒の動き
駒は7種類で、赤と黒で字が違うものがあります(働きは同じ)。盤は縦の線9本・横の線10本で、駒はマスの中ではなく線の交わる点に置きます。真ん中の線の無い所が「川」(楚河・漢界)、両側のななめの線が入った3×3の点が「九宮」(将・帥のいる陣地)です。
| 駒(赤/黒) | 動き方 |
|---|---|
| 帥/将 | 九宮の中を、縦か横に1つ。九宮の外へは出られません。 |
| 仕/士 | 九宮の中を、ななめに1つ。 |
| 相/象 | ななめに2つ。川を越えて相手の陣地へは行けず、間(ななめに1つ先)に駒があると進めません。 |
| 車 | 縦か横に、いくつでも進めます(将棋の飛車と同じ)。 |
| 馬 | 縦か横に1つ進んでから、ななめに1つ(将棋の桂馬を8方向にしたような動き)。最初に進む向きのすぐ隣に駒があると進めません。 |
| 炮/砲 | 動くときは車と同じ。駒を取るときだけ、間にある駒をちょうど1つ跳び越えて、その先の相手の駒を取ります。 |
| 兵/卒 | 前に1つ。川を越えると横にも1つ進めるようになります。後ろには下がれません。 |
特別な決まり
- 将と帥は、同じ筋(縦の線)で間に駒が1つも無い形で向かい合ってはいけません。その形になる手は指せません。
- 取った駒は盤から取り除くだけで、将棋のように自分の駒として使うことはできません。
- 成りはありません。兵・卒が川を越えると横にも動けるようになるのが、ただ1つの変化です。
- このページの引き分け:同じ局面(手番も同じ)が3回目になったら引き分けです。ただし、その間ずっと王手をかけ続けた側は負けになります(長将の禁止)。ほかに、駒を取らないまま60手ずつ(合わせて120手)指したとき、両方とも車・馬・炮(砲)・兵(卒)が無くなったときも引き分けです。大会では、千日手などの扱いがもっと細かく決まっています。
将棋・チェスとの違い
- 駒はマスの中ではなく、線の交わる点に置きます。
- 取った駒は使えません(チェスと同じで、将棋とは違います)。成りもありません。
- 盤の真ん中に川があり、相・象は川を越えられません。将・帥と仕・士は九宮から出られません。
- 駒を跳び越えて取る炮(砲)という、将棋にもチェスにも無い駒があります。
- 王手をかけられていなくても、動かせる手が無くなった側の負けです(チェスでは引き分け)。
よくある質問
中国将棋とシャンチー・象棋は同じ?
同じゲームです。中国語では「象棋」と書き、チェスなどと区別して「中国象棋」とも呼ばれます。日本では「シャンチー」と呼ばれることが多く、「中国将棋」という呼び方もよく使われます。将棋やチェスと同じく、インドのチャトランガがもとになったと考えられています。
赤と黒、どちらが先に指すの?
赤が先手です。このページのCPU対戦では、赤(先手)か黒(後手)かを選べます。黒を選ぶと盤の向きが変わり、あなたの駒が下になります。
赤と黒で駒の字が違うのは?
同じ働きの駒でも、赤と黒で違う字を使う決まりになっています(帥と将、仕と士、相と象、炮と砲、兵と卒)。車と馬はどちらも同じ字です。駒のセットによっては、赤の車を「俥」、馬を「傌」と書くものもあります。
引き分けはあるの?
あります。このページでは、同じ局面が3回目になったとき(王手をかけ続けた側は負け)、駒を取らないまま合わせて120手指したとき、両方とも攻める駒(車・馬・炮・兵)が無くなったときが引き分けです。
初めてでも遊べる?
遊べます。駒を押すと動ける点が光り、選んだ駒の動き方が盤のそばに一言で出るので、ルールを覚えながら指せます。まずは「やさしい」で、相手の将を詰ませる練習をしてみましょう。