覆面算の解き方とコツ
答えのけたが増えた所と一の位から、文字を1つずつ決めていくのが基本です。
覆面算を解く(無料)たし算:けたが増えた所と一の位から
+11AB8CCBD423
問題
- 考えてから「次へ」で確かめよう
- 千の位:3けた+3けたは最大 1998。4けたなら一番上の D は 1
- 一の位:8+B の一の位が 3 になるのは 8+5=13。B は 5 で1くり上がる
- 十の位:5+C+1 の一の位が 2 なので C は 6。1くり上がる
- 百の位:A+6+1=14 なので A は 7。答えは 758+665=1423
決まりは3つ:同じ文字は同じ数字
- 同じ文字には同じ数字が入る
- 違う文字には違う数字が入る
- 2けた以上の数の一番上の位は 0 でない
| 形 | 分かること |
|---|---|
| 答えのけたが増えている | 2つの数のたし算なら一番上の位は 1 |
| 一の位 | くり上がりが来ないのでここから始める |
| A+B=A の位 | B は 0。下からくり上がりがあるときは 9 |
| くり上がり | 2つの数のたし算なら 0 か 1。両方ためす |
| A+A・A×2 | 一の位は偶数 |
| かけ算の一の位 | 一の位どうしだけで決まる。九九で絞れる |
SEND+MORE=MONEY:答えは 9567+1085=10652
候補表は行が文字で列が 0〜9。消えた数字は×、決まった数字は色がつきます。
+1101SENDMOREMONEY
| 文字 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| E | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| N | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| D | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| M | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| O | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| R | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| Y | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
問題
- 考えてから「次へ」で確かめよう
- 万の位:4けた+4けたは最大 19998 なので M は 1。ほかの 1 を消す
- 千の位:S+1+くり上がりは最大 11。O は 0 か 1。1 は M なので 0
- 百の位:くり上がりが無いと N=E になるので、1 くり上がって N=E+1
- 千の位へは上がらない(上がるなら N=0 だが 0 は O)。E≠1 なので N の 2 も消す
- 千の位にもどる:S+1=10 で S は 9。N=9 になる E の 8 も消す
- 十の位:N=E+1 なので R+くり上がり=9。9 は S なので R は 8
- N も 8 にならないので E の 7 も消す
- 一の位:D+E=Y+10。Y は 2 以上なので D+E は 12 以上
- 残りの 2〜7 で合うのは E=5・N=6・D=7・Y=2。9567+1085=10652
ひき算:たし算に直して考える
−AB51C852B
問題
- 考えてから「次へ」で確かめよう
- たし算に直す:「答え+ひく数=ひかれる数」で 52B+1C8=AB5 を解く
- 一の位:B+8 の一の位が 5 になるのは 7+8=15。B は 7 で1くり上がる
- 十の位:2+C+1=7 なので C は 4。百の位へは上がらない
- 百の位:5+1=A で A は 6。675−148=527
かけ算:一の位とけたの数で絞る
×ABCCDAC
問題
- 考えてから「次へ」で確かめよう
- 一の位:C×C の一の位が C になるのは 0・1・5・6 だけ
- 0 だと答えが 0。1 だと D=A になる。だから C は 5 か 6
- けたの数:答えが3けたなので ABC は 200(1000÷5)より小さい。A は 1
- 十の位:C=5 だと 25 の 2 が上がり、B×5+2 の一の位は 2 か 7
- A=1 にならないので C は 6
- 十の位:36 の 3 が上がり、B×6+3 の一の位が 1。B は 3 か 8
- 8 だと 186×6=1116 で4けたになるので B は 3
- 答え:136×6=816 なので D は 8
覆面算を解くコツ
- 知らない文字が1つの位から:くり上がりが分かれば計算で決まる
- 同じ文字を探す:決まった数字を同じ文字の所すべてに入れる
- 使った数字を消す:ほかの文字の候補から消す。2つに絞れたら試す
- くり上がりをメモ:場合分けで混乱しない
- けた数で見積もる:数の大きさの範囲が分かる。かけ算で特に効く
- 最後に確かめる:数字に直して計算し、同じ数字の文字がないか見る
計算ツール:式を入れると答えが分かる
文字は英字・ひらがな・カタカナ・漢字が使えます。式はどこにも送りません。
答えは1つ:9567+1085=10652S=9・E=5・N=6・D=7・M=1・O=0・R=8・Y=2
練習問題:どれも答えは1つ
問題1:AB+B=BA
答えを見る
89+9=98 です。十の位は A にくり上がりをたして B。くり上がりが無いと A=B になるので、くり上がりが 1 あって B=A+1。一の位は B+B=A+10。2×(A+1)=A+10 から A=8・B=9 です。
問題2:AB−BA=A
答えを見る
98−89=9 です。たし算 A+BA=AB に直します。十の位は B にくり上がりをたして A。くり上がりが無いと A=B になるので、くり上がりが 1 あって A=B+1。一の位は A+A=B+10。2×(B+1)=B+10 から B=8・A=9 です。
問題3:AB×A=CCC
答えを見る
37×3=111 です。CCC=111×C で 111=3×37 なので、AB×A は 37 の倍数。37 は 1 と 37 でしか割れない数です。1けたの A は 37 の倍数でないので、AB が 37 の倍数(37 か 74)です。AB=37 なら A=3 で 37×3=111。AB=74 なら A=7 で 74×7=518 となり、CCC の形になりません。
よくある質問
- SEND+MORE=MONEY の答えは?
- 9567+1085=10652。1924年にイギリスのデュードニーが発表した問題で、答えは1つだけ
- 覆面算と虫食い算の違いは?
- 虫食い算は違う□に同じ数字が入ってもよい(虫食い算の解き方)
- 答えが2つ以上ある問題はある?
- 本やゲームの問題は答えが1つ。自分で作った式は答えが複数や0のこともある
- 一番上の位に 0 は入る?
- ふつうは入らない。1けたの数(かけ算のかける数など)は別
- 見えている数字と同じ数字は文字に入る?
- 問題の決まりによる。このサイトでは入らない。ツールはチェックで切りかえ
- ツールにはどう入れる?
- ひき算は「A−B=C」、かけ算は「A×B=C」。たし算は3つ以上の数もよい。15けたまで
- カタカナの「ー」は入れられる?
- ツールではひき算の記号として読む
- 問題を解いて練習するには?
- このサイトの覆面算で4つの難易度の問題を解ける。ヒントも使える